数学に登場する文字の書き方リンク集(ギリシャ文字,フラクトゥール,ヘブライ文字)
高校数学に入ると,突然ギリシャ文字を使う機会が増加します.高校数学に限らず,大学数学でも同様で,何の前触れもなくフラクトゥールやヘブライ文字を使うことがあります.
本記事では,数学で使われることの多いギリシャ文字,フラクトゥール,ヘブライ文字の書き方の情報を集めてみました.
ギリシャ文字
実は中学生の頃から,一部のギリシャ文字には慣れ親しんでいるはずです.例えば円周率を表す \pi がそれにあたります.
高校でよく使われるのは,\alpha(アルファ),\beta(ベータ),\gamma(ガンマ)や,角度を表すことが多い\theta(シータ),総和を表す大文字の\Sigma(シグマ)あたりです.他にも分散を表す\sigma(シグマ)など,多くのギリシャ文字が使われます.
実はギリシャ文字には正式な書き順は存在しないのですが,書き方の一例として以下のサイトのリンクを貼っておきます.
https://www.maizuru-ct.ac.jp/wp-content/uploads/2022/03/2022_math_03.pdf
https://note.com/marina_ym/n/nf8bcb3853910
こちらは,動画付きで見ることができます.
http://www.xanthi.ilsp.gr/filog/ch1/alphabet/alphabet.asp
フラクトゥール
ドイツ文字,フラクトゥーアなどの呼び方もあります.
最初に出てくるのは冪集合を表す\mathfrak{P},次いで集合や位相などで \mathfrak{A} が登場します.前者はよくBと間違えられ,後者はHと勘違いする人もいるようです(前者はP,後者はA).
書き方については,以下のサイトが詳しいので,参考にすると良いでしょう.
http://toxa.cocolog-nifty.com/phonetika/2004/09/post-5b7a.html
ヘブライ文字
集合の濃度で登場するアレフ\aleph が最も有名かつ重要でしょう.というより私はアレフしか見たことがありません.
念のため,ヘブライ文字の書き方を説明しているページのリンクを貼ります.ご参照ください.
http://arabic.gooside.com/hebrew/kaki/kata.html
ローマ字(筆記体)
ローマ字の筆記体を知っていた方がいい場合もあるので,参考サイトのリンクを貼っておきます.
https://egao21.com/01/alphabet/letter.html